今新しい音楽と闘っている♪
南アフリカ機運が高まる中先日、BS2番組で、NHKディレクター上野智男さんが、南アフリカのジャズの巨匠アブドゥーラ・イブラヒムを広大なランドスケープの中ドキュメントした番組が放映された(写真)
そりゃあ素晴らしいに決まっている。反アパルトヘイトで亡命を余儀なくされ、殺されるかどうか瀬戸際を音楽という武器一つで世界中で戦ってきたヒトだ。海岸線で、アブドゥーラ・イブラヒムが所有する広大な森の一角で、本物のブッシュッマンたちのただ中で、アブドゥーラ・イブラヒムは素晴らしき演奏を何度も繰り広げた・・・。
だけどボチボチこのアタシ。日本海の際あたりでピアノを弾くアタシを撮ってよ誰か〜!!!もうバァさんになるまでまてない!!!なんて悶々としつつ、新しい映像のためのレコーディングが8月後半急に派生した今、先ず闘うしかなく烈しい音楽を生み出さずにいられない状況に陥っています。そうなると性格も烈しくなるアタシ。もっと柔らかく溶け出したい・・・先ずその音楽は明日火曜日京都アメリカヤ楽器でのLiveで♪
幸福とは何かわからなくなる程、緩くなっていつからか虚ろな空気ばかり至る所に漂うこの国。ある意味、全然ドラマティックでない平和なこの国に生まれて恋愛の対象にだけ心底夢中で生きてきた♪
最初の恋の相手はもちろんピアノだ。一歳の頃から夢中で一日中遊んでいたらしい。幼稚園まで天才少女が小学校に入るともう反抗期。そしてピアノとの恋を何度も終わりにしたいと思いながらやめられなかった。全く忘れてしまった幼年期。当時のピアノとの蜜月〜その時間を焦がれ続け、その感覚に浸りたい。溺れたいから今もやめられない。ピアノはナチュラルハイ。ドラッグのような相手だ。そのユズレナイ時間は幸福なのか不幸なのか?一生涯謎解きを続ける覚悟は出来た。そしてやっと少しずつ幸福へと変容しつつ時間がかかるコトだなあ・・・〜Arico♪
by aricohibinoawa
| 2010-06-28 02:07