東京三昧〜荻窪カフェ「6次元」の時間
もう11月も一週間・・・なんてはやく過ぎ去っていくんだろう。去年秋、京都ランデヴ−ギャラリー東京店がオープンした時レセプションパーティーで演奏して以来、はずみがついたように、トーキョーへ隣の町に出掛けるような感覚で向かうコトが増えた♪
行動力が増している。静かな感じなんだけどどんどんイケイケなのだ。今から?びっくりするけど確かにそんな自分がいる。それは去年、ラジオ番組を始めたコトが大きく作用しているようだ。ホント無謀なコト始めちゃった!と今でも時々振り返ったりする。ありがたい。とてもありがたいコトだと思うけれどとにかく最初物凄い勇気を振り絞った。でも無我夢中で走ってきて知らない間に何かを乗り越えたかな?以前と違う自分に時々はっとする。
最近上京すると大体顔を出している場所が荻窪の『6次元』。ここへは6月、羽良多平吉の会でLive後、打ち上げで羽良多さんに連れてきて頂いた♪グラフィックデザイナー界の大御所〜羽良多平吉さんは天才だと回りの知人はみなさん口を揃えておっしゃる。加えて味わい深い独特の感覚を備えた存在感あるヒトやお店を見つける才能も天才的だといつも思う。『6次元』での時間は、何か自分自身の素に戻ってしまうような不思議な感覚がある。静かな空間なのにとても強い磁場のようだ。それはやはりオーナーの中村さんと道前さんの姿勢だと思う。
写真は先日、6次元で大滝由子さん+pinco姉妹『かみのポケット』展覧会会場で大滝姉妹のナイアガラ交響楽団がLiveしてるところです。由子さん制作の可愛くてロマンティックな紙袋が、天井からモビールのようにふわふわ揺れている中、姉妹から超自然体でこぼれ出る音楽を聞きながら、遠く懐かしい場所に旅したような心地だった。大滝由子さんはただ今雑誌『装苑』12月号125Pに登場中♪
この日6次元で色んな興味深いヒトと出会った。先ず、隣り合わせた白石あづささん。中村さんからAricoさんに似てると思うと紹介された。似てるってコトはかなりヘンなヒト??彼女は私はごくまっとうな普通のヒトですと真面目に言わはった。私より多分ずっと若いのに、とても不思議な魅力が一杯詰まった感を察して思わず相談事をしてしまった。白石あづささんはワニ料理の達人らしい。そしてなんと100ヶ国以上旅して、各地で出会った話をまとめて小学館から『世界のへんなおじさん』が出版されています。痛快なヒトの書く痛快な世界♪何度も笑ってしまうのでちょっと公共の乗り物とかで読んでるとヤバイけどオススメ!!世の中何とか生きていけそうだって元気もらえます♪
この日、カフェ6次元で出会ったイラストレーターの西淑さん。そのイラスト作品は素晴らしくて魅入ってしまった♪作曲家でピアニストの谷川賢作さん。私が学生の頃、1番読んでた詩人谷川俊太郎さんの息子さん。パワフルを内に秘めた素敵な方だった。またライヴを聞いてみたい♪
色んな方向で個性的なヒトが集う6次元はただいま『男の隠れ家』12月号の表紙を飾って記事は95ページから丁寧に書かれてます。そしてページを少しめくると松岡正剛さんのインタビュー記事が・・・松岡さんには去年、ラジオ番組を始めましたと赤坂の本棚で溢れた事務所へお邪魔して以来ちょっとご無沙汰していた。また松岡さんにお会いしたくなった♪そして松岡正剛さんもご紹介下さった羽良多平吉さんデザイン稲垣足穂の本が表紙を飾っている[6次元のお店の机に置かれている]羽良多さんにもまたお会いしたくなった♪本が好きな方にはたまらない一冊。是非本屋さんで『男の隠れ家』見てください。昔、一時通った懐かしい古本屋も掲載されていてまた出かけたくなった〜Arico♪
by aricohibinoawa
| 2010-11-06 02:38