日本画家の千住博さんにお目にかかってきました。
京都造形芸術大学の学長室へ、千住博さんを訪ねてきました。千住さんは年間200日はニューヨークのアトリエで、その合間に展覧会や講演会など分刻みで動いていらっしゃる中、今回お目にかかることが出来て本当にラッキーでした。
11/14リリース予定のニューアルバム中5曲が、去年担当させていただいた軽井沢千住博美術館の音楽が元になっているコト、千住さんの四季滝図の映像の音楽制作は大変で試行錯誤の繰り返しだったけれど、ある時、滝の絶え間なく流れ落ちていく水の形態を見ていてヒトがどうしようもなく恋に堕ちていくカタチだと気付きその気持ちを辿っていくうち音楽が作れたこと。去年、軽井沢千住博美術館映像の貴重なお仕事をいただいたことで今回のリリースにつながり、その世界を新しくお届けできることになり、感謝の気持ちをお伝えしてきました。
お話の最後に写真をお願いした際、千住さんへプレゼントした私のベスト盤CDを掲げてくださり恐縮してしまいました。千住さんの優しさと、パワフルな創作エネルギーに触れて、また今後、新しい音楽を届けたいという前向きな思いや、新たな勇気を一杯いただいてきました。
by aricohibinoawa
| 2012-08-05 14:56