ザ・ピーナッツは歌が上手かった
私が子供の頃、ザ・ピーナツみたいに歌の上手い個性的な歌手はゴロゴロいた。みんなが歌詞を丁寧に、より明確に伝えようとしていたし、それぞれが独特の声~音色を放っていた。作曲家&作詩家も同じく個性豊かだった時代・・・。今の歌は野菜の味わいが季節感も薄れ均一化したのと同じように、歌い手の呼吸が全体に浅くて、言葉もはっきり発音しないあたりが均一化してとてもキモチ悪い。それはマイクの性能が多分飛躍的に良くなったコトも災いしてるかな?と考えるとパソコンもヤバイ!と言ってもう逃げっ放しもゴメンちゃい!声帯も耳も訓練しないで、眠ったまま退化していくばかり。ちゃんと呼吸出来ないカラダから発せられる声は、美しさのカケラもない。そんな苦しそうな息遣いをセクシィと勘違い。ヘナヘナでシャビシャビに薄められた、唄とは絶対に呼びたくないマイクの性能だけが頼りのシロモノが、いつ頃からかチマタに蔓延している。耳に入ってくると不愉快なので、いつ頃からか上手に聞き流す技術が身についた。それは音程とかリズムとかの問題以前。でも
結局私の趣味に全く合わないコトがツライ私だけの問題♪・・・それでも偶然TVやラジオ、街角から聞こえて一瞬キャッチしてしまった時、我慢出来ずに思わず下手クソ~!こんなん垂れ流しにしないでくれ~!と心ん中でキレるコトがたま~にある。その瞬間低めの体温が上がるし、私の健康には一役買ってるかも♪しかしさすがに演歌や民謡の歌手はしっかり深く息をして、歌詞もはっきり伝わり力強い。いかにも男性作詩家が作ったような今は日本の何処にもいなさそうな、耐え忍ぶ女を描いたような演歌は好きではないけれど、民謡の世界は文句なしに大好きだ。そこはとても豊かな土の匂いがする。そんな昔からある日本各地の土地に根差した民謡は、ずっと以前からココロ惹かれていて今、私の中では圧倒的な存在感・・・♪北島三郎公演いつか一緒に行こうね~!そういえば以前からK子はんと約束しながら、お互い忙しくてまだ行けてなかったっけ。むか~しビョークのライヴへ一緒に行って、オールスタンディングで二人共、めちゃめちゃ踊ってサイコーやった♪サブちゃ
んはなんかわからんけど、とにかく一回生で体験しないとあきまへんという気がかなり前からずっとしてるのだ。ショパンのノクターンは演歌の世界やな~なんてこの頃ツクヅク想うお年頃~Arico♪
by aricohibinoawa
| 2007-08-14 07:32