時忘れの贈り物~三光院ライウ゛余韻
武蔵野の格式高いお寺。その奥に隠れた、フルコンサート~何千人と入る大劇場やコンサートホールにあるピアノと同じ最大級のピアノ。その昔、特注品で作られたそう。かなり凄みのある深い音色を持っていた♪
演奏している間、なにかとても満ち足りた気分で幸せだった。自分の意思とは関係のないところでひとりでに身体も手も動いたようだった。
窓の外には様々な木の葉っぱが揺れ続け、強い雨と風。時折鳥の声・・・目に見えないナニカが、いっぱい集まってきたようだった♪
写真は頂いた竹の御所流精進料理の最初のお皿~お煮〆の3時間煮たごぼうの柔らかさ。ちんまりした可愛い巻物の、簡素な色と雅やかなカタチ。まさしく日本の洗練だと感動した。こんなに美味しい精進料理は初めてだった。繊細さや細やかさに丁寧な仕事。こちらのお庭で採れた、オーガニックで野趣溢れる野菜を中心とした、濃淡&緩急のついた味わいを2時間以上かけて、ゆっくり味わう。その身体にやさしく、少しづつ胃袋が満ちていくリズムは官能的な充足感へ♪
三光院~ステキな場所と、また凄い音の出せるピアノに巡り逢えたコトの幸福♪劇団青い鳥の長井八美さん。南青山バー「無尽」の工藤高子さん。ホントに一杯ありがとうございます!
明日はいよいよ鎌倉~歐林洞ライヴ♪三連戦最後を飾るにふさわしい、またまた素敵な場所にまたまたスタインウェイ社のお洒落で華やかな、一杯弾きたくなるピアノが待っている。だんだんものすごく幸福な気分に包まれてる~Arico♪
by aricohibinoawa
| 2008-03-22 00:50