ヘンツェル四重奏団の身体表現& 音楽♪
ヘンツェル四重奏団の演奏を初めてテレビで聞いた。ヤナーチェク作曲「弦楽四重奏曲第1番」を演っていた。昔からいろんな場所で何度も聞いていたはずなのに、素晴らしくドラマティックな表現で全く新たな曲の様な、アタシのタマシイは瞬間でもってイカレタ♪
4人のメンバーは皆若手で、端正な顔立ちの女性含む3人のヘンツェルさん兄弟とチェリスト1人だ。それなのに彼らの奏でる音は、たった4名で演奏しているとは決して思えない。
それはたくさんの野生動物が一斉に戦き震えているような、強いエネルギーに充ちた烈しい表現だった。その一方で怖い程冷静な音♪これはもう片時も聞き逃してはならないぞというお告げがどこからか聞こえた。
楽器と格闘して自在にしなる上半身や、音楽に没入するあまり一瞬一瞬変わる悲痛な叫びのような表情は、下手な舞踏やダンスパフォーマンスより、身体表現として見て圧倒的な美しさだった。音楽で圧倒されて表情や動きに魅了され♪
烈しさや情熱が魅力的なのは勿論ロックミュージシャンの世界だけではない。久しぶりにこの手のオンガクにこもった崇高かつセンシュアルな高まりと輝きを垣間見てアタシの温度は確実に上昇しつつ~Arico♪
by aricohibinoawa
| 2008-06-07 02:50